マリオットアメックス、アメックスプラチナともにAmerican Expressを代表するカードです。
特典や付帯保険が充実している2枚ですが、いざ申し込みを意識すると、具体的な特典の違いや使い方に悩むものです。
自分にはどちらのカードが合っているのだろう…と考えていませんか?
どちらのカードにも興味があるなら、2枚持ちがもっともおすすめなのは言うまでもありませんが、保有コストが増えます。
そこで今回は、カードスペックや特典、付帯保険などマリオットアメックスとアメックスプラチナを徹底比較します。
これからカードを発行する方は、当サイトを通してカードの紹介も可能なので、ぜひ利用してください。
紹介経由でアメックスプラチナを発行すれば、最大90,000ポイント獲得できます。
あまり知られていませんが、初年度は年会費実質8,000円で保有するのも不可能ではないため、この機会を利用してください!
マリオットアメックスはこんな人におすすめ
では、先にそれぞれのカードが向いている方をまとめます。
- マイル還元率を重視したい
- カード年会費の元を取りたい
- マリオットボンヴォイをよく利用する
最大の魅力がマイル還元率と無料宿泊特典です。
マリオットアメックスは、マイル還元率が最大1.25%と稀にみる高い還元率のカードです。
この還元率は航空系カードの代表格であるANAカードや、JALカードを上回ります。
とにかくマイルを貯めることが目的なら、マリオットアメックスがおすすめです。
また、2年目以降に毎年利用できる無料宿泊特典や、入会キャンペーンの条件達成で誰でも年会費の元が取れるカードでもあります。
無条件にマリオットボンヴォイのゴールドエリートにもなれるため、コスパ重視の方はマリオットアメックスが良いでしょう。
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アメックスプラチナはこんな人におすすめ
続いて、アメックスプラチナが向いている方です。
- ステータスを重視したい
- 保険が手厚いカードを持ちたい
- さまざまなホテルの上級資格を得たい
最上級の特典が魅力のステータスカードです。
重厚なメタルで作られた券面は、多くの方の所有欲を満たします。
付帯保険やプロテクションサービスが充実しており、海外旅行では大活躍する1枚です。
マリオットボンヴォイだけではなく、ヒルトン、ラディソンのホテルグループの上級資格を得られるため、この点はSPGアメックスより優れています。
よく海外旅行をする方や、ホテルのステータスを獲得したい方はアメックスプラチナがおすすめです。
また、プラチナ・コンシェルジェ・デスクが利用できるのもステータスの証です。
24時間365日、無料で利用できる”秘書”のような特典であり、旅の手配からレストラン探しなどありとあらゆる要望を代行してくれます。
年会費は高くてもいいから、とにかく自分の時間を大切にしたい!という方はアメックスプラチナの方が良いでしょう。
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マリオットアメックス・アメックスプラチナの比較
次に、2枚のカードの特典やスペックを比較します。
比較する項目は以下です。
- カードスペック
- ホテルプログラム
- 付帯保険
- 旅行特典
それぞれを見ていきましょう。
カードスペック
マリオットアメックス | アメックスプラチナ | |
---|---|---|
年会費 | 34,100円 | 143,000円 |
マイル還元率(常時) | 1.0% | 0.5% |
(最大) | 1.25% | 1.0% |
国内旅行傷害保険 | 最高5,000万円 | 最大1億円 |
海外旅行傷害保険 | 最高1億円* | 最大1億円* |
*うち5,000万円は自動付帯
年会費に大きな差があります。
マリオットアメックスの方が安く持てるうえに、マイル還元率も高いです。
アメックスプラチナは、高額な年会費に対してマイル還元率は常時0.5%とあまりお得ではありません。
最大1.0%にするには、ANAコース(プラチナユーザーは登録無料)に登録する必要があり、ANAのマイルには1,000ポイント=1,000マイルへ交換できます。
しかし、ANAマイルへ交換できるのは年間4万マイルまでと上限があります。
一方で、SPGアメックスはマイル交換に上限がなく、60,000ポイントごとに交換すれば5,000マイルのボーナスがつくため、マイル還元率は最大1.25%です。
このようにカードスペックだけを比較すると、マリオットアメックスが圧倒的にコスパ良く持てるのがわかります。
”年会費の差額以上にアメックスプラチナの特典に魅力を感じるか?”が重要になってきます。
ホテルプログラム
ホテルプログラムはアメックスプラチナに軍配が上がります。
マリオットアメックスはマリオットボンヴォイのゴールドエリート、無料宿泊がおもな特典です。
一方で、アメックスプラチナには以下のホテル特典があります。
- ファイン・ホテル・アンド・リゾート(FHR)
- ホテル・メンバーシップ
→マリオット、ヒルトン、ラディソン - フリー・ステイ・ギフト
ファイン・ホテル・アンド・リゾート
ファイン・ホテル・アンド・リゾートは、世界1,100ヶ所以上の高級ホテルや施設で客室のアップグレードやアーリーチェックイン等が受けれられる特典です。
- 12:00よりチェックイン可能
- 客室アップグレード
- 滞在中の朝食無料
- チェックアウトの時間延長
- 客室内のWi-Fi無料
- 100米ドルのホテル特典
客室の空き状況に関係なく、チェックアウトの時間が16時まで延長されるうえに、2名まで滞在中の朝食が無料になるため、さらなるVIP待遇が受けられます。
国内の対象ホテルは以下のとおりです。
北海道
- パーク ハイアット ニセコ HANAZONO
- 東山ニセコビレッジ・リッツ・カールトン・リザーブ
栃木
- ザ・リッツ・カールトン日光
東京
- アマン東京
- アンダーズ東京
- グランドハイアット東京
- コンラッド東京
- ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町
- ザ・ペニンシュラ東京
- ザ・リッツ・カールトン東京
- ジ・オークラ東京
- シャングリ・ラ ホテル 東京
- 東京エディション虎ノ門
- パークハイアット東京
- パレスホテル東京
- フォーシーズンズホテル東京大手町
- フォーシーズンズホテル丸の内 東京
- ホテルニューオータニ 東京エグゼクティブハウス 禅
- マンダリン オリエンタル 東京
三重
- アマネム
京都
- アマン京都
- ザ・リッツ・カールトン京都
- 翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都
- パークハイアット京都
- フォーシーズンズホテル京都
- HOTEL THE MITSUI KYOTO
奈良
- JWマリオット・ホテル奈良
大阪
- インターコンチネンタル大阪
- コンラッド 大阪
- ザ・リッツ・カールトン・大阪
- セント レジス ホテル 大阪
大分
- ANAインターコンチネンタル 別府リゾート&スパ
沖縄
- イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古
- ザ・リッツカールトン・沖縄
- ハレクラニ沖縄
*特典の適用はホテルによって異なります
ホテル・メンバーシップ
通常では年間登録料や年間数十泊が必要となる、ホテルグループの上級会員資格に無条件で登録できます。
SPGアメックスはマリオットボンヴォイのみですが、アメックスプラチナは他にもヒルトンやラディソンにも登録可能です。
- ヒルトン・オーナーズ:ゴールド会員
- Radisson Rewards:Goldエリートステータス
- Marriott Bonvoy:ゴールドエリート
フリー・ステイ・ギフト
フリー・ステイ・ギフトは、アメックスプラチナの年会費更新のたびに毎年もらえる無料宿泊券です。
国内の対象ホテルで1室2名まで無料宿泊でき、北海道から沖縄まで8つのブランド・50を超えるホテルで利用できます。
対象ホテルは以下のPDFで確認できます。
マリオットアメックスは50,000ポイント以下のマリオットボンヴォイホテルで使えますが、アメックスプラチナは幅広いホテルで使えます。
付帯保険
次が付帯保険の比較です。
マリオットアメックスの付帯保険
マリオットアメックスの付帯保険は以下のとおりです。
- 海外旅行傷害保険:最高1億
- 国内旅行傷害保険:最高5,000万
- 航空便遅延補償:最高20,000円
- ショッピングプロテクション:年間最高500万
海外旅行保険は最高1億円の自動付帯ですが、うち傷害死亡・後遺障害の項目は5,000万円が利用付帯です。
本会員や家族カード会員だけではなく、両会員の家族も補償が受けられます。
しかし、家族カード会員と家族カード会員に関しては利用付帯のため、海外旅行保険代金をマリオットアメックスで支払っていることが補償の条件です。
また、国内旅行傷害保険は全額利用付帯です。
マリオットアメックスの付帯保険はゴールドカードとしては十分ですが、利用付帯の項目もあるため、旅行代金の支払いが必要と言えます。
アメックスプラチナの付帯保険
アメックスプラチナの付帯保険は以下のとおりです。
- 海外旅行傷害保険:最高1億
- 国内旅行傷害保険:最高1億円
- 個人賠償責任保険:最高1億円
- 航空便遅延補償:最高30,000円
- ショッピングプロテクション:年間最高500万
- ホームウェアプロテクション:最高50万円
- スマートフォンプロテクション:最大10万円
- ゴルフ保険:最高1,000万円
- テニス保険:最高250万円
海外・国内旅行ともに補償は最大1億円です。
5,000万円は利用付帯なので、この点はSPGアメックスと同じです。
旅行保険以外にも、さまざまな保険やプロテクションが充実しています。
特に注目したいのが、個人賠償責任保険とスマートフォンプロテクションです。
個人賠償責任保険は、カード会員およびその家族が、日常生活で生じた法律上の賠償責任を最高1億円まで保証してくれる保険です。
この保険は、特に子供のいる親には安心の保険です。
例えば、子供が他人の車をキズつけたり、他の子供に怪我をさせてしまった場合などに適用できます。
スマートフォンプロテクションは、購入から2年以内のスマホが破損した場合、修理代金が1事故にあたり1万円まで補償される保険です。
アメックスプラチナは年間最大10万円までが補償対象です。
スマホの液晶をよく割ってしまう方には嬉しい保険ではないでしょうか。
旅行保険だけではなく、身の回りの些細な保険も1枚で備えておきたいという方はアメックスプラチナがおすすめです。
旅行特典
国内旅行であればマリオットアメックスで十分です。
海外にも頻繁に行く場合はアメックスプラチナがあれば、さらに快適です。
どちらのカードも国内の空港ラウンジが無料で利用できますが、マリオットアメックスはプライオリティ・パスが付帯されていません。
そのため、マリオットアメックスでは世界中の空港ラウンジを利用することができません。
一方で、アメックスプラチナはプライオリティ・パスが付帯されているうえに、プラチナ・カード・アシストという専用のホットラインが用意されています。
世界中のどの国からでも利用することができ、現地の案内やレストランの予約、タクシーの手配などを日本語で依頼できるため、英語が話せなくてもさまざまな不安が解消できます。
マリオットアメックス・アメックスプラチナのデメリット
どちらのカードも年会費がかかるため、メリットが多いのは言うまでもありません。
そのため、2枚のデメリットを比較してみます。
マリオットアメックスのデメリット
マリオットアメックスのデメリットは以下の2つです。
- 家族カードでは特典が活かせない
- プライオリティ・パスが付帯しない
マリオットアメックスの家族カードは、1枚につき年会費が17,050円かかります。
年会費が必要にも関わらず、無料宿泊特典・マリオットボンヴォイステータスの2つが付与されないため、あまりお得ではありません。
マイル還元率も高く、交換先も40社以上とかなり豊富ですが、プライオリティ・パスが付帯されていないので海外の空港ラウンジは利用できません。
国内旅行では大活躍するカードですが、家族カードのコスパと海外の空港では特典を活かせないのが唯一のデメリットです。
アメックスプラチナのデメリット
アメックスプラチナのデメリットは以下の2つです。
- 年会費が高い
- ANAマイルへの交換に上限がある
143,000円と高額な年会費が最大のデメリットです。
高額な年会費を毎年ムリなく支払える経済力が一種のステータスですが、年会費はブラックカードレベルです。
家族カードが4枚まで無料発行できるため、1枚あたり実質28,600円にする考え方もできますが、高額なのに変わりはありません。
また、もっとも交換レートの高いANAマイルへの交換に、年間40,000マイルまでと上限があるのもデメリットです。
多くの決済でポイントを貯めて、ANAのマイルで年に何回も海外旅行に行きたい方にとっては使いにくいかもしれません。
2枚持ちで実現することは?
2枚合わせて177,100円の年会費を支払える方は、マリオットアメックスとアメックスプラチナの2枚持ちも検討されるかもしれません。
クレジットカードが趣味と考えれば、車やバイクとは違い安価だと言えます。
基本的に決済はマリオットアメックス、特典利用としてアメックスプラチナを使うのが良いでしょう。
マイル還元率は1.25%とSPGアメックスの方が高いため、決済はマリオットアメックスに集中させます。
海外旅行代金の決済や特典の利用、家族カード発行はアメックスプラチナを活用するのがベターです。
2枚持ちで実現できることもまとめてみました。
- 年2回の無料宿泊
- 紹介ポイントの獲得
それぞれを解説します。
年2回の無料宿泊
それぞれの無料宿泊特典を毎年利用することができます。
1泊はマリオットボンヴォイ、もう1泊はヒルトンやニューオータニ、ハイアット、プリンスホテルズなどで利用可能です。
SPGアメックスだけなら、マリオットボンヴォイのみの利用となりますが、アメックスプラチナを保有していればより多くのホテルがお得に楽しめます。
紹介ポイントの獲得
また、SPGアメックスとアメックスプラチナを2枚持つことで紹介ポイントの受け皿が増えます。
基本的に、アメックスの紹介制度は自分が持っているカードのみです。
しかし、アメックスプラチナを保有していればアメックスグリーン、アメックスゴールド、アメックスプラチナの3枚が紹介できます。
SPGアメックスと合わせて、計4枚の紹介ポイントが獲得できるようになるので、多くの方を紹介できる場合は年会費を回収することも難しくありません。
ポイントを年会費に充当できる
アメックスプラチナのポイントプログラム”メンバー・シップ・リワード・プラス”では、ポイントを年会費に充当できます。
通常は1ポイント=0.5円ですが、2021年11月1日〜2022年10月31日の期間中、カード年会費にポイントを充当する場合、1ポイント=1.5円の特別レートで利用できます。
残念ながらSPGアメックスは対象外ですが、アメックスプラチナは1枚の紹介で最大30,000ポイント獲得できるため、年間4人にカードを紹介できれば元が取れます。
ただし、2022年11月1日からは通常の1ポイント=1.0円に戻る予定です。
まとめ:マリオットアメックス・アメックスプラチナの2枚持ちが最強
今回は、マリオットアメックスとアメックスプラチナの2枚を比較しました。
国内旅行が趣味で、年会費を回収できるコスパの良い1枚を持ちたいなら、SPGアメックスがおすすめです。
一方で、海外旅行がメインで手厚い付帯保険、ホテルステータスが得られる1枚を持ちたいならアメックスプラチナがおすすめです。
年会費が気にならない、アメックスが好き、クレジットカードが趣味という方は2枚持ちも検討しても良いでしょう。
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